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年末年始の行事、しきたりについて

年末年始のしきたり

大掃除

お正月は新年の神様である年神様を家庭に迎える行事です。 年神様により多くの幸せを運んできてもらうために大掃除をします。

注連縄

注連縄(しめなわ)を飾るのは、清浄な場所であることを示すためと、年神様を迎える目印となるからです。

本来は28日までに飾り、松の内までそのままにしておきます。 飾り終えた注連縄は近くの神社で燃やしてもらいます。

松の内:元日から七日までのこと。

除夜の鐘

大晦日の夜から一月一日にかけてお寺で、人の煩悩の数(108回)ならします。 鐘をつくことで煩悩を払います。

初詣

昔は元日に行くのが習わしでしたが、現在では1月7日まで(地域によって15日まで)にいきます。

おせち料理

おせち料理は元来、季節の節目等に神様に供えた料理のことです。 かまどの神様を休めるためにも作り置きができる料理が中心でした。

数の子は子孫繁栄、黒豆はまめ(まじめ)に暮らせるように、田作りには五穀豊穣の願いをこめます。

七草粥

1月7日に七草粥を食べると無病息災で過ごせるといわれています。 七草はせり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろです。

鏡開き

1月11日は鏡開きです。 一年の円満を願いながら、神様に供えた鏡餅をいただきます。 その餅を調理する際は、切る、割るとは縁起が悪いのでいいません。 開く、といいます。

ママだいすき:長崎県版より

両口箸

正月や結婚式で使われる箸は、上下ともに細い両口箸が用意されます。 「一方で人が食べ、もう一方で神が食べるため」に用いられます。

おけらまいり

京都、八坂神社の行事です。 境内の燈籠で夜を徹して焚かれる御神火「おけら火」を火縄にうけ、消えないようにくるくる回しながら家へ持ち帰ります。

かつてはこの火を神棚の灯明に移したり、かまどの火種にして雑煮を作り、新年の幸を祈っていました。

投稿日:2009年12月16日